建設業許可は、一度取得すればずっと有効というわけではありません。
有効期間は5年間と定められており、継続して建設業を営むためには更新手続きが必要です。

この記事では、

  • 建設業許可の更新とは何か
  • いつ・何をすればよいのか
  • よくある注意点

を分かりやすく解説します。

建設業許可の有効期間

建設業許可の有効期間は、
許可日から5年後の同日の前日までです。

例:

  • 許可日:2021年6月1日
  • 有効期限:2026年5月31日

期限を1日でも過ぎてしまうと、更新ではなく「新規申請」扱いになってしまいます

更新申請はいつからできる?

更新申請は、
有効期限の30日前までに行う必要があります。

ただし、実務上は
👉 有効期限の3か月前~2か月前には準備を始めるのがおすすめです。

理由は、

  • 書類が多い
  • 決算変更届が未提出だと更新できない
  • 修正対応に時間がかかる

といったケースが多いためです。

更新に必要な主な書類

更新時に必要な書類は、新規申請よりは少ないものの、以下のようなものがあります。

  • 建設業許可更新申請書
  • 役員等の一覧表
  • 経営業務管理責任者・専任技術者に関する書類
  • 財務諸表
  • 納税証明書
  • 決算変更届(事業年度終了届)が提出済みであること

※ 特に決算変更届の未提出は、更新できない原因として非常に多いです。

よくある注意点

① 決算変更届を出していない

建設業許可を受けている事業者は、
毎事業年度終了後4か月以内に決算変更届を提出する義務があります。

これが未提出のままでは、更新申請はできません。

② 専任技術者・経管に変更がある

  • 専任技術者が退職している
  • 経営業務管理責任者の要件を満たさなくなっている

といった場合、更新前に変更届や体制の見直しが必要になります。

③ 期限ギリギリで動き出す

「まだ大丈夫」と思っているうちに期限直前になり、
書類が間に合わず許可失効してしまうケースも少なくありません。

更新できなかった場合どうなる?

更新できずに許可が失効すると、

  • 500万円以上の工事を請け負えない
  • 元請・取引先との契約に影響が出る
  • 再取得は「新規申請」扱いで時間と手間が増える

など、事業への影響は大きくなります。

まとめ|早めの確認がいちばん大切

建設業許可の更新は、
「期限を知っているか」「日頃の届出をきちんと出しているか」
で難易度が大きく変わります。

✔ 有効期限は5年
✔ 更新は期限前に
✔ 決算変更届は毎年必須

少しでも不安がある場合は、早めに専門家へ相談することで、
余計なリスクを避けることができます。