日本で働く外国人が家族を呼び寄せるための「家族滞在ビザ」。
審査をクリアするために必須となる3つの基本要件を解説します。
1. 配偶者もしくは子であること
呼び寄せられるのは、原則として**「配偶者」と「子」**のみです。
- 配偶者: 法的な婚姻関係が必要です(事実婚・婚約者はNG)。
- 子: 原則、未成年(18歳未満)であること。養子もOKです。
- 注意: 「特定技能1号」は原則家族帯同不可ですが、「特定技能2号」は可能です。
2. 日本で生活できる経済力があること
扶養者(あなた)に、家族を養うだけの収入と安定性が求められます。
【年収の目安】
- 扶養家族1人:年収300万円〜(月収25万円〜)
- 扶養家族2人:年収350万円〜(月収29万円〜)
- 扶養家族3人:年収400万円〜(月収33万円〜)
※正社員であることや、税金・社会保険の未納がないことも重要な審査ポイントです。
3. 家族関係を証明できること
公的な書類で、家族関係が本物であることを証明します。
- 配偶者: 結婚証明書、出生証明書、結婚写真など
- 子: 出生証明書、親子関係証明書など
※書類は発行から3ヶ月以内のものを用意し、外国語の書類には必ず日本語訳をつけましょう。
まとめ
家族滞在ビザ取得のカギは、「法的な家族関係」と「安定した経済力」の証明です。
不安な点がある場合は、専門家への相談をおすすめします。万全の準備で、日本での家族との生活をスタートさせましょう!