補助金について相談を受ける中で、とても多いのがこの勘違いです。
「採択された=もう安心」
「あとは事業をやればお金が振り込まれる」
実は、これは間違いです。
補助金は
👉 「採択」された後に、必ず「交付申請」をしなければなりません。
この交付申請を忘れたり、軽く考えたりすると、
せっかく採択された補助金が受け取れない
という事態も起こります。
目次
そもそも「交付申請」とは?
交付申請とは、
「この内容・この金額で補助金を正式に交付してください」
と、改めて申請する手続きです。
補助金の流れを簡単にすると、
- 公募に応募
- 審査
- 採択
- 交付申請
- 交付決定
- 事業実施
- 実績報告
- 補助金入金
👉 採択と交付決定は別物
という点が非常に重要です。
なぜ採択後に「交付申請」が必要なのか
採択時点では、
- 事業内容
- 経費計画
- 金額
は、あくまで「予定」です。
そのため、事務局は
- 本当に補助対象経費か
- 見積内容は妥当か
- ルール違反がないか
を、交付申請の段階で改めてチェックします。
交付申請をしないとどうなる?
結論から言うと、
👉 補助金は1円ももらえません。
実際にあるケースとしては、
- 採択通知を見て安心して放置
- 交付申請期限を過ぎてしまった
- 書類不備のまま修正せず期限切れ
結果として、
「採択されたのに補助金ゼロ」
ということが起こります。
交付申請でよくある失敗
① 採択された内容と違う経費を出してしまう
- 採択後に内容を変更
- 対象外経費を含めてしまう
👉 交付申請では厳密にチェックされます。
② 見積書・契約書の不備
- 見積日が不適切
- 発行者情報が不足
- 金額の内訳が不明確
ここでも
「書類が揃っていない」問題が発生しがちです。
③ 交付決定前に発注・支払いしてしまう
これは特に多い失敗です。
多くの補助金では、
👉 交付決定前に発注・契約・支払いをした経費は補助対象外
とされています。
「急いでいたから」
「もう採択されていると思ったから」
では、通りません。
交付申請は「第2の関門」
補助金申請は、
- 公募申請
- 交付申請
2回、大きな書類チェックがある
と考えると分かりやすいです。
しかも、
- 公募申請:事業内容重視
- 交付申請:書類・ルール重視
👉 交付申請の方が、形式面でシビアなことも多いです。
まとめ|補助金は最後まで気を抜けない
- 採択=お金がもらえる、ではない
- 交付申請をしないと補助金は出ない
- 交付決定前の支払いは原則NG
- 書類不備・期限切れは致命的
補助金は、
「採択後こそ注意が必要」な制度です。