在留資格「日本人の配偶者等」は、日本人と結婚した外国人配偶者、または日本人の実子・特別養子が取得できる在留資格です。就労制限がなく、日本での生活の自由度が高い一方で、審査は他の在留資格と比べても厳しいことで知られています。
なぜ審査が厳しいのか
理由はとてもシンプルです。
👉 「結婚」という制度が、在留資格の中でも悪用されやすいから。
いわゆる偽装結婚や、実体のない婚姻による在留資格取得を防ぐため、入管は
- 本当に夫婦としての実体があるか
- 結婚の経緯が自然か
- 生活の実態が伴っているか
といった点を、書類・面談・追加資料などを通して総合的に判断します。
審査で見られる主なポイントの例
- 出会いから結婚までの経緯
- 交際期間や同居の有無
- 共通言語・意思疎通の方法
- 写真、メールやLINEのメッセージ履歴、渡航歴
- 収入・生活基盤
- 両家との写真があるか
- 結婚式を挙げているか
- 住まいに2人分の荷物や日用品があるか
「愛があれば大丈夫」という感覚だけでは通らず、第三者から見て合理的かどうかが重視されます。
実体験から感じた違和感
私自身、学生時代のころのことですが、
知り合いの外国籍の方から突然婚姻届けの証人になってほしいと頼まれたことがあり、
お相手は日本人で、その方とは会ったことはなく、詳しく聞いてもはぐらかされる、という経験がありました。
もちろん、すべてが問題というわけではありません。
しかし、
- 結婚の背景がよく分からない
- 相手の状況を十分に理解していない
まま関わってしまうと、知らないうちに不適切な手続きに加担してしまう可能性もゼロではありません。
真実の愛に基づく結婚なら問題はない
誤解してほしくないのは、
真実の愛に基づいた結婚であれば、何も恐れる必要はない
ということです。
実体のある夫婦関係であれば、審査は「厳しい」ですが「理不尽」ではありません。
きちんと準備し、事実を丁寧に説明すれば、在留資格は認められます。
まとめ
- 「日本人の配偶者等」は自由度が高い分、審査が厳しい
- 結婚の実体・合理性が重視される
- 真実の愛に基づく結婚であれば問題ない
- 周囲の人も、知らないうちに加担しないよう注意が必要
国際的なご縁が増える時代だからこそ、正しい知識と慎重な判断を心がけたいものです。