「新しい顧客を増やしたい」「店舗を改装したい」「展示会に出展したい」 そんな前向きな投資を支援してくれるのが「小規模事業者持続化補助金」です。2026年度も、生産性向上に向けた取り組みへの支援が継続されています。
1. 補助金の概要:いくらもらえるのか?
この補助金にはいくつかの「枠」があり、用途に応じて選択します。
- 通常枠: 最大 50万円(補助率 2/3)
- 特別枠(賃金引上げ・卒業・後継者・創業): 最大 200万円(補助率 2/3〜3/4)
- インボイス特例: 上記の金額に一律 50万円 が上乗せされます。
2. 2026年度の想定スケジュール
持続化補助金は例年、年に数回の締め切りが設定されます。2026年も同様のサイクルが見込まれます。
- 第17回締切(予測): 2026年5月頃
- 第18回締切(予測): 2026年9月頃
- 第19回締切(予測): 2026年12月頃
注意点: 申請には「商工会議所・商工会」の発行する書類(事業支援計画書)が必要なため、締め切りの約1週間前には窓口への相談を完了させておく必要があります。
3. 申請時の重要チェック事項(落とし穴)
採択率を高めるために、以下の3点は必ず確認してください。
- 「販路開拓」がメインであること: 単なる備品の買い替え(パソコンや車両の購入など)は対象外です。「これによってどう売上が上がるか」という計画が必須です。
- 電子申請(GビズID)の準備: 現在、申請は原則として電子申請です。「GビズIDプライムアカウント」の取得には数週間かかる場合があるため、早めの取得を推奨します。
- 整合性の取れた事業計画書: 地域の特性、自社の強み、そして市場のニーズがどう結びついているか。一貫性のあるストーリーが評価の分かれ目となります。
4. 実務パートナーによる伴走支援
補助金申請は、公募要領の解釈や書類作成に多大な時間を要します。
最新の要件を精査し、採択の可能性を最大化する計画書作成をサポートすることは、経営者の皆さまが「本業」に集中できる環境を守るための重要な実務だと考えています。海外展開や新規事業立ち上げに伴う資金調達の手段として、ぜひご活用を検討ください。