「必要書類は全部出したはずなのに…」
「なぜ却下(不採択)なのか分からない」
補助金申請では、
「書類が揃っていないこと」が原因で申請自体が成立しない
というケースが、実は少なくありません。
しかも多いのが、
👉 本人は“揃っていると思っている”ケースです。
今回は、補助金申請でよくある
「書類不備による却下・受付不可」の実例と注意点を解説します。
目次
「書類が揃っていない」とはどういう状態?
補助金における「書類不備」とは、単に
- 提出していない
だけではありません。
次のような状態も、すべて「書類不備」に含まれます。
- 指定された様式ではない
- 有効期限が切れている
- 内容が最新ではない
- 記載内容が他書類と矛盾している
- ファイル形式・容量が違う
👉 形式面でアウト=中身を見てもらえない
というのが補助金の世界です。
よくある「書類不備」で却下される例
① 必要書類を1つでも出していない
- 添付漏れ
- 「今回は不要だと思った」
- 「後から出せばいいと思った」
補助金申請では、
👉 1点不足=申請不成立
になることがあります。
② 書類はあるが「指定様式ではない」
- 自社フォーマットで作成
- 古い年度の様式を使用
- Wordで提出すべきところをPDFで提出
公募要領には
「指定様式で提出すること」と明記されていることがほとんどです。
③ 証明書の期限切れ・内容違い
- 履歴事項全部証明書が古い
- 納税証明書の年度が違う
- 住所・商号変更が反映されていない
👉 最新・正しい情報かどうか は必ず見られます。
④ 書類同士の内容が食い違っている
- 事業計画書と見積書の金額が違う
- 申請フォームと添付書類で内容が違う
- 実施時期がバラバラ
こうした矛盾は、
「確認不足」「信頼性が低い」と判断されやすくなります。
⑤ 電子申請システム特有の落とし穴
- ファイル容量オーバー
- ファイル名が指定通りでない
- 途中保存せずエラーで消える
- 最終送信まで完了していない
👉 「入力した」=「提出完了」ではない
点も要注意です。
書類不備は「不採択」ではなく「受付不可」のことも
重要なポイントとして、
- 不採択:審査の結果、選ばれなかった
- 受付不可:審査以前に弾かれた
という違いがあります。
書類不備の場合、
👉 そもそも審査対象になっていない
ケースも多いのです。
なぜ補助金はここまで書類に厳しいのか
補助金は、
- 税金を原資としている
- 公平性・透明性が求められる
そのため、
「だいたい分かればOK」
「少しくらいなら大丈夫」
は一切通用しません。
書類不備を防ぐためのポイント
- 公募要領を最後まで読む
- チェックリストを自分で作る
- 提出前に「第三者目線」で確認
- 締切ギリギリに作業しない
特に、
「時間に余裕がない=ミスが増える」
という傾向は非常に強いです。
まとめ|「書類は揃っているつもり」が一番危ない
- 書類不備はよくある
- 形式ミスでも却下される
- 1点不足で審査に進めないこともある
- 事前準備と確認が何より重要
補助金は、
内容以前に「入口」で落ちる制度でもあります。
「なぜ通らなかったのか分からない…」
という事態を避けるためにも、
書類面の確認は慎重すぎるくらいでちょうどいいと言えるでしょう。