日本の入管手続きというと、
「平日に入管へ行く必要がある」
「とにかく待ち時間が長い」
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は現在、一部の入管手続きはオンライン申請が可能になっています。
この記事では、入管手続きのオンライン申請について、基本をわかりやすく解説します。

入管手続きのオンライン申請とは?

入管のオンライン申請とは、
出入国在留管理庁の「在留申請オンラインシステム」を利用し、
インターネット上で在留資格に関する申請を行う制度です。

従来のように必ずしも窓口へ出向く必要がなく、
自宅やオフィスから申請できる点が大きな特徴です。

オンライン申請ができる主な手続き

オンライン申請で対応できる代表的な手続きには、以下のようなものがあります。

  • 在留期間更新許可申請
  • 在留資格変更許可申請
  • 資格外活動許可申請
  • 就労資格証明書交付申請
  • 再入国許可申請(みなし再入国を除く)

※すべての在留資格・ケースが対象になるわけではなく、
申請内容や立場によってはオンライン申請が利用できない場合もあります。

オンライン申請を利用できる人は?

オンライン申請は、誰でも自由に使えるわけではありません

主に以下のいずれかに該当する場合に利用可能とされています。

  • 申請人本人(中長期在留者)
  • 受入機関の職員
  • 登録された行政書士等の専門家

また、事前に

  • 利用者情報登録
  • マイナンバーカードや在留カード情報
    などの準備が必要になります。

オンライン申請のメリット

① 入管へ行く回数を減らせる

長時間の待ち時間や移動時間を大幅に削減できます。

② 申請状況をオンラインで確認できる

「今どの段階なのか」がシステム上で確認可能です。

③ 書類提出の手間が軽減される

一部書類はデータ提出が可能で、郵送や持参の負担が減ります。

注意点・デメリットもある

一方で、オンライン申請には注意点もあります。

  • システム操作がやや分かりにくい
  • 添付書類の形式や容量制限がある
  • 追加資料の提出を求められることがある
  • 不備があると審査が長引くことも

「オンライン=簡単」というわけではなく、
制度や要件を正しく理解して進めることが重要です。

こんな方は特に注意が必要

  • 初めて在留資格の申請をする方
  • 在留状況が複雑な方
  • 就労内容や活動内容に変更がある方

これらの場合、
「オンラインで出したけれど内容が合っていなかった」
というケースも少なくありません。

不安な場合は専門家への相談も一つの選択

オンライン申請はとても便利な制度ですが、
在留資格は今後の日本での生活に直結する重要な手続きです。

「この申請内容で大丈夫か不安」
「オンラインと窓口、どちらがよいか迷っている」

そうした場合は、
入管手続きに詳しい専門家へ一度相談することで、
結果的に時間やリスクを減らせることもあります。

まとめ

  • 入管手続きの一部はオンライン申請が可能
  • 自宅から申請できる便利な制度
  • ただし対象や要件、注意点がある
  • 不安な場合は専門家相談も検討を

今後、入管手続きはさらにオンライン化が進むと考えられます。
正しい情報を押さえ、自分に合った方法で手続きを進めていきましょう。