アジア太平洋地域の入国審査を専用レーンでスイスイ通り抜け、ビザなし渡航を可能にする「ABTC」。2026年現在、申請はすべてオンラインへと移行しましたが、実は「最後に郵送が必要」という、うっかり忘れやすいステップが残っています。最新の申請フローと注意点をコンパクトにまとめました。
1. ABTCのここがすごい!3つのメリット
- 専用レーンの利用: 外交官等と同じ優先レーンで、空港の行列を回避。
- ビザ免除: 中国やタイなど加盟国へのビジネス渡航がビザなしで可能に。
- バーチャル交付: スマホアプリで提示。承認された国から順次使える。
2. 申請に必要なもの(データで準備)
オンライン申請フォームにアップロードする主な書類です。
- 顔写真データ
- パスポートの写し
- 在職証明書
- 登記事項証明書(登記簿)
- 貿易・投資実績を示す書類(決算書、輸出入許可証など)
- ※所属企業が経団連の会員なら、決算書等の提出を省略できる特例があります。
3. 【重要】申請の流れと「郵送」の手続き
ここが最大の注意点です。WEBで送信した後にアナログな作業が1つだけ発生します。
- WEB申請: 外務省の専用サイトから情報を入力し、書類をアップロード。
- 手数料納付書の印刷: 申請完了後に発行される「手数料納付書」をプリントアウト。
- 署名と印紙: 納付書に自筆でサインし、13,100円分の収入印紙を貼ります。
- 外務省へ郵送: 納付書のみ、東京・霞が関の外務省ABTC班へ郵送します。
- 宛先: 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省経済局APEC室 ABTC班
4. まとめ
「送信ボタン」を押しただけで安心せず、「納付書の郵送」まで完了して初めて審査がスタートします。バーチャル版なら承認が下りた国から即座に利用できるため、忙しいビジネスパーソンこそ早めの準備がおすすめです。